antique 【church smock】French

やばいの持ってきました。
フランスの教会の司祭さんが着る服です
リネン素材なのはかなり珍しい。

フランスで20世紀はじめに作られたヴィンテージ のチャーチスモック

手縫いの箇所も多く大変丁寧で凝った素晴らしい作りで首周りに非常に細かいギャザーが寄せられています。胸元は大きく縦に開いており、首元の紐で留めるスタイルです。また、首の付け根の内側に赤糸で十字が刺繍されています。袖は袋縫い、見ごろは正面で非常に細かく丁寧に縫い合わされています。

袖口と裾のカラフルで肉厚な刺繍が可愛らしいですね。端に近い刺繍の中に裾の始末が隠されており、裾部分は表にも裏にも縫い目が見あたりません。より内側に波のような模様とおそらくPax(平和)を意味するPの文字が刺繍されています。これらの刺繍はリバーシブルで、袖口を折り返しても刺繍をきれいに見せることができます。

もともと男性の司祭様が足元まで隠れるくらいの長さで着用したものですので、着丈はかなり大きめです。たっぷり生地が使われていますので大胆に半分に分割してスモックシャツとスカートに、といったリメイクも可能だと思います。

生地のお色は白です。チャーチスモックは極薄の生地のものも多いですがこちらは厚手というほどではありませんが比較的しっかりしています。その分扱いやすいかと思います。非常に目が詰まった良質の生地です、まだハリがあります。全体にほぼ難の見つからない非常に良い状態で、未使用あるいは使用回数ごく僅かのお品かと思います。

大変良好な状態ではあるものの一世紀を超える年数を経た服という点、ビンテージや古着に理解のある方の購入をお願いします。

素材　リネン
色　ホワイト
年代　1900s初頭

[平置き直線寸法]
着丈　約153cm
袖丈　約61cm
裄(背中中心から袖先) 約90cm
裾幅　約118cm
胸元の開きの深さ　約38cm


資料価値も高いかもしれないですね。